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ケミカルピーリングと濃度の関係

ケミカルピーリングの強さを決めるものは濃度だけかと思われがちですが、実はそれだけではありません。もちろん、濃度が高ければ高いほど強くなるのですが、高濃度=深いピーリングではないんです。

ケミカルピーリングの強さを決める要素として大きく分けると3つあるんですが、それは、濃度とpH(ペーハー)と時間です。この3つで、ケミカルピーリングの強さ深さが決まってきます。

濃度が濃ければ濃いほど強く、pHが低ければ低いほど強く、肌の上にのせている時間が長いほど強いピーリングということになります。逆に、濃度は高くてもpHが高い場合、ピーリングの強さは弱くなります。

ちなみに、pH(ペーハー)とは、酸性度をあらわす単位で、皮膚への浸透率を調整します。pHが低いと浸透率が高くなり、肌のより深くまで効果がありますが、肌への負担が大きくなります。表皮にのみに作用させたい場合などは、pHを調整することで実現できます。

そして、濃度はpHで決定した効果の強弱を決めます。たとえば、表皮だけに効果があるようにpHを高く設定した場合、表皮のいらない角質をより多く除去するには、濃度を高く設定します。

一般的には、美容目的や軽度のにきび症状の場合は、pHを高く設定して、肌の様子を見ながら時間を調整して効果を出します。pHが高いピーリングは肌に負担が少なく、軽度のにきび症状は、この方法で治すのが一番理想的だと思います。

大人にきびの治療の場合は、肌がなれてきたら、徐々に濃度を高く、時間を長くしていきますが、美容効果のみをもとめる場合は、濃度は高くせずに、時間をのばしたほうが、なめらかな肌になるといわれています。

このpHと濃度の組み合わせを、それぞれの肌の状態によって、医師の判断にもとづき、調節できるのが病院治療のケミカルピーリングのメリットのひとつです。


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